女性の身体と婦人科は、切っても切れない関係と知っていますか?
それでも、初めての受診は不安ですから、少しだけ気をつけることを知りたいですね。
女性専用の病院には、産婦人科だけでなく、婦人科やレデイースクリニックがあります。
診察の際には、お金や保険証はもちろんのこと、生理周期を記録した基礎体温表もあると便利です。
基礎体温のグラフから、無排卵や無月経、ホルモン異常を発見することができるからです。
婦人科のお医者さんには女性も男性もいますが、男性医師の場合は女性スタッフがつきます。
初めての診察の時は、「初めてです」と言って構いません。
時には内診(*)もありますが、怖がらずに、緊張しないでできるだけ力を抜きましょう。
ハーと口を開けると楽になりますよ。
診察時の服装はスカートでもパンツスタイル(ズボン)でも構いません。
内診台に上がるときは、スカートならはいたままでも大丈夫です。
パンツ(ズボン)は脱ぐ必要がありますが、病院側でタオルが用意されていることもあります。
心配なことがある時は、女性スタッフに聞くと教えてくれますよ。
*膣から、指または専用の器具を挿入して、膣や子宮口の状態を確かめたりする診察方法。
(回答:婦人科看護師)
あなたのような体験は「性犯罪」と言われていて、
あなただけに起きることではありません。
性犯罪の中には、婦人科で検査を受けないといけないようなものもあります。
その場合は、警察を通すと検査が無料になります。
でも警察に行く、行かないは、その人の自由です。
性暴力を受けて、婦人科や警察に行く場合は、
できるだけ早く(できれば被害後24時間以内に)行きましょう。
できれば被害に遭ったままの服装で、トイレに入らず行ってください。
(着替えた場合はすべての服をビニール袋などで持参します)
性犯罪の中には、インターネットで知り合い、悩みを聞いてくれているうちに呼び出され、
エッチなことをされ、それを撮影されたりするというパターンもあります。
最近はこういった、ネットを通した性犯罪もあるので気をつけないといけません。
(回答:婦人科看護師)